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『大日本人』で描いたことが実際にも起こった

  • Posted by: sij
  • 2008年5月16日 05:21
  • 映画

松本人志の「硫化水素」発言に対する周囲のリアクションは映画「大日本人」で描いた大衆像そのままだった。という記事。
そういえばそうだわ。「夢で逢えたら」「ガキの使い」「ごっつ」を観て育ったダウンタウン世代として、これは観ねばならぬと映画館に足を運んで観た「大日本人」なのにすっかり忘れてた。

松本人志が2008年5月10日の深夜放送TOKYO FM『放送室』で、硫化水素による自殺者について発言し、インターネット上などで物議を醸している。松本人志の発言は、硫化水素自殺をマスコミが面白がって過剰報道していることを批判するものだった。

確かに、硫化水素報道は過剰であり、その報道に触発されて硫化水素自殺をする人が続出しており、松本人志の発言はそれほど間違いではないだろう。

それにもかかわらず、インターネット上の大衆が面白がって、松本人志の発言の言葉尻だけを恣意的に切り取り、小学生が授業中悪ふざけをするようなレヴェルで、松本人志に対し誹謗中傷を繰り返すという祭りが起きている。

あまりにも、低俗で稚拙な大衆だが、実はこのような低俗で稚拙な大衆が松本人志に対して、的外れな批判をし、小学生の悪ふざけのように騒ぐのはこれが初めてではない。

これは、松本人志が監督した映画『大日本人』に描いたことの反復である。どういうことか。

2007年に公開された松本人志監督の映画『大日本人』は、映画史に残るほど異形な作品だ。『大日本人』の主人公・大佐藤大は、電流を体に流し巨大化し獣と呼ばれる巨大生物を退治する「大日本人」である。彼の家系は代々、日本国内に時折出現する獣の退治を家業としており彼はその6代目に当たる。映画は大佐藤がテレビ局の密着取材を受けるシーンと獣を退治するCGによる格闘シーンを交互に繰り返していく。

この映画の中で、松本人志演じる主人公が、良いことをしているにもかかわらず、日本の大衆が少し滑稽なまでに松本人志演じる主人公の犯した些細なミスを批判し騒ぎ立てる場面がある。

今回の硫化水素に対する発言も、松本人志はマスコミによる報道によって自殺者が増えることを懸念しての、発言だった。つまり、良い事をしているにもかかわらず、松本人志は大衆に批判されてしまったわけだ。つまり今回の騒動で騒いでいる低俗な大衆は『大日本人』で風刺した大衆像そのものである。

映画『大日本人』では、大衆が群れをなして松本人志演じる主人公に対して、的外れな批判をし騒ぐ様子を滑稽に描いているが、今回の騒動も松本人志に対して、的外れな悪質な悪戯のように騒ぐ様子をこの文章で筆者は、滑稽に描いて見せた。言わば、この拙文は映画『大日本人』を反復している。

http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=16559

ピークは過ぎた感があるけど、おれたち世代には松っちゃんはやっぱり神の一角なんだぜ?

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